心を自分の中心に置き続けることの大切さ。

2021年12月09日

【時には立ち止まり自分の中心に目を向ける。】

仕事でも恋でも日々の暮らしのあれこれでも、何でも、「頑張ろう！」って、心で呟いて自分に宣言することもあるし、時に相手へ、心からの応援の気持ちで声をかけたりしますよね。

ただ、ついつい頑張りすぎてしまうことってありませんか？

頑張り続けて、自分に鞭打って、自分と仲良くしたいつもりだったのに、拳をぎゅっとにぎりしめて自分と戦っていたなんでこと、ないでしょうか。

他者への応援のつもりが、実は「頑張って欲しい。」という自分の願望だった、なんてことも。

私はずっとそうでした。そして、それになかなか気が付かなかったんです。

握りしめていた掌を、ようやくひらけることができたとき、、、

それは気持ちよさというよりは、悲しくてさみしくて、いままでの私がどこかへ行ってしまうんじゃないだろうかという恐怖にも似た感情と、前に進むと決めたことに対する誇らしさ。心の平安と愛の感情は自分で満たすことが大切だと、ようやく理解できるようになってきたところ。

微力かもしれませんが、私の体験が、これから踏み出そうという方のお手伝いができますように。

【頑張りすぎてしまう】

１）頑張れるはずの自分への期待。

頑張るのは「いいこと」、頑張らないとか休むのは「悪いこと」という二極の考えと、自分の中でのジャッジする視線があったこと。ありのままの自分を超えた自分への無理な期待。

２）休むことへの罪悪感。

こんなときに、「休んでもいいんだよ。」って言われても「そんなこと言ったって、こんなにダメなのに、休んだりなんかしたら、もっと悪くなる。」と言ってさらにボロボロになっていきます。ぜひ立ち止まって。

３）頑張れない自分への自己否定。

１）の期待を裏切った自分への２）罪悪感があるから、頑張れない自分＝ダメな自分という方程式。そしてさらに悪いことには、ダメな自分を見つけると、「あぁ～、なんて自分はダメなんだ。」と更に落ち込む。落ち込んだときって、状態が良くないので、「あの人は素敵だけど、今の自分はこんなにダメなやつ。」と、自ら比較まで持ち出してくる始末。拍車をかけていきます。

【正面から向き合う勇気】

１）自分をジャッジしていることに気が付くこと。

自分をジャッジして、何かに負けた気分になって、いいことあるかな？と胸に手を当てて聞いてみる。自分を追い詰めて辛いだけ。そもそも何と比べているのか。一体何に勝ちたいのだろう？力でやり込めた強い自分は、硬くて硬くて、何かを受け止めるしなやかさには程遠い。追い立ててもいいことはない。

２）罪悪感に気が付くこと。

立ち止まれないのは、どうしてだろう？悔しいから？どうして悔しいの？誰かに褒めてもらいたいから？認めてもらいたい？褒めてもらいたいことへの憧れが、できない自分に罪悪感を感じさせるんだと思う。

３）自己否定は「必要が」ない。罪悪感も、「必要が」ない。

自己否定も、罪悪感も、自分から離れたところが基準で起こるもの。自分でないところのものを基準に、どうやって生きるのだろう。自分でないところの基準が「昨日はAが正解だといいましたが、今日はBが正解ですよ。さぁ皆さん頑張りましょう。」といったら、YESといえるだろうか？「YES」の答えを聞けるのは自分の心、自分の中心にある心だけ。いつも、真っすぐ自分に向き合う勇気を。

【必要なのは、自分の心を置き去りにしないこと。中心に置くこと。】

　起きてから眠る直前まで、流れてくる情報はとても多く、そういう中で私たちは暮らしています。インターネットでつながることができるようになって、いろんな人がいろんな手段で様々なことを語り、他者と繋がり、一緒に生きていくことを模索しています。

そんな時、自分の心を置き去りにしないことで、今の自分に必要な情報に出会っといきたい。頑張り続けて、大切なハートが固くなってしまわないように、ワクワクすることをまっすぐ見つめて生きられるように、握りしめているものがあるとしたら、勇気を持って手放してみたい。

リンク/立ち止まった時の景色が見えるようなお話でした！

心の探検