福祉とアートに出逢って学んだこと。

Title:福祉とアートを通じて学んだこと。
〜製作を通じての自己振り返り〜
学生時代、絵画を選択し、油彩に取り組んでいました。製作を重ねていくにつれ、突き詰め過ぎて「紙とえんぴつがあればいいじゃないか。」「そもそも表現する必要はあるのか。」「生きているだけで十分ではないか。」と思い至り、描くことが出来なくなってしまった。
初めて『able art』に出逢ったのは、丁度そんな時。障がいを持った彼等の作品を見た時の衝撃は今でも思い出します。
【心が動いた要素】
1) とらわれない表現との出逢い
2) 心/魂に届く造形
3)エネルギーに目を奪われる
1)自分の意思/好きなことが中心。
→外の意見に左右されてないか。
2)正直であること。
→表現することを躊躇していないか。
3)一点集中
→目の前のことに全力で取り組めているか。
まとめ/何の為に製作するのか。
たんぽぽの家アートセンタHANA
1)形にとらわれない表現との出逢い
今まで身近に見たことがなかった色彩や形といった造形があったこと。
2)心/魂に届く造形
消え入りそうな線や、紙やキャンバスを突き破りそうなくらい、圧のかかった塗り込みそのものが自律しており、痕跡に愛おしささえ感じた。
3)エネルギーに目を奪われる
そこに費やした時間や労力を想像した時、途方に暮れた。
1)自分の意思が中心。
素材と画材の選択、主題やモチーフ、表現の規模に至るまで、ひとつひとつ理由があった。支持体(紙など)が足りなければ継ぎ足せば良いし、好きな画材をとことん使っている。
→「私は外の意見に左右されていないか。イメージしたことを、表現できない理由を自分で作っていないか。」という気づきがあった。「油絵の具を使うのは手間だから。」「描きたいものがあるけれど、自信がないから。」「大きなキャンバスは扱いづらいから。」
ただ自分の好きな画材/素材を手にして、描きたいように描き、作りたいものを作っている。「製作に対する」という枠さえ必要がない、思えるようなシンプルな姿勢。
→「表現することを躊躇っていないか。」'こんな風に描いたらおかしいかな'なで感じていないか。「他人からどう思われるか」「どんな評価をされるか」を考えていないか。
同じパターン同じリズム同じ息遣いで、自分の目の前の素材をじっと見つめて製作する様子に、大きなエネルギーがあるのを感じた。
→目の前のことに全力で取り組めているか。
考察/『able art』との出逢いが教えてくれたこと。 障がいを持つ彼らの作品と製作に注ぐエネルギーは、とても簡単に私の常識を超えてきて、「あぁ敵わない。」と思いました。それから数年は製作者であったことへのプライドと隔たりのある自分とのギャップに囚われて苦しかった。「常識」「固定観念」を持っている自分との対面はつらいことだった。
そしてある時、製作者であることを手放したとき、とても楽になった。彼等の作品である素直な受け取れなかったのは、要らない「常識」「固定観念」「プライド」だったと思う。
それから急に自分を立て直せたわけではなくて、数年かかったのですが、製作者であることとサポートする自分の両方を受け入れられるような感覚になった。
まとめ/何の為に製作するのか。
余計な物がなくなれば、気持ちよく前に進めるように思います。
まずは目の前の自分を受け入れること。自分という素材を活かす為にはどんな方法があるのかを考えることで、いい結果に繋げていきたいと思います。
いい思考はいい変化へと繋がり、
自分がいい状態でいれば、周囲へも適切な対応ができて、きっといい循環が生まれていくように過ごせたらと思います。
リンク/エイブルアートジャパン. https://www.ableart.org/
たんぽぽの家アートセンタHANA https://tanpoponoye.org/
A rainbow appears after the rain.
ー落ち込んで雨が降っているように思えてもきっと晴れて虹がかかるときがくる。ー
#自分を生きる
#アート心を解放する
#福祉は共にいきること